<項目>
Ⅰ.新任管理者研修企画案 |
Ⅱ.係長・主任研修企画案 |
Ⅲ.中堅社員パワーアップ研修企画案 |
Ⅳ.業務改善・問題解決実践研修企画案 |
Ⅴ.ミドル社員向けキャリア・ライフプラン研修企画案 |
Ⅵ.部下育成(OJT)とコーチング研修企画案 |
Ⅶ.キャリア開発研修企画案 |
Ⅷ.管理者・リーダーのコミュニケーション能力アップ研修企画案 |
Ⅰ新任管理者研修企画案
1.ねらい
本研修は新しく管理者の任務についた方々を対象に、以下の2項目の理解と習得によってリーダーとしての能力アップをね
らう2日間の集中コースです。
①組織から期待される役割に基づいて目標達成のマネジメントを推進しつつ、問題に取り組み解決するための実践手法
②部下の育成、コーチングを進め、部署内外のコミュニケーションを円滑に行って職場の活力を高める具体的な方法
2.進め方、特徴
講義とあわせて、グループワーク、ビジネスゲーム、ロールプレイング、チエックシートによる自己診断など、参加者自身
が主役となって進める演習を織り交ぜながら、以下のステップで理解・習得を促します。
[やってみる→振り返る→考える→気付く]
3. 対象者
新任課長、グループリーダー
プログラム
時間 |
第1日 |
第2日 |
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00 |
☆オリエンテーション ・研修のねらい、進め方ほか 1.管理職への期待と役割 ①経営トップの代行者として ②管理職の使命と役割 ③管理職の4つ機能 ~期待される管理と改革~
<講義、個人・グループ演習>
2.目標管理の実践マネジメント |
☆前日のレビュー
4.部下の育成とコーチング ①育成の基本は信頼関係 ②モチベーション(動機付け)のポイント ③コーチングの基本原則 ④コーチングの実践手法
<講義、ロールプレイング演習ほ か> |
昼 食 |
昼 食 |
|
①目標管理とマネジメントサイクル ②目標とは、目標設定の手順 ③部下の目標設定指導ほか ④目標管理と実行計画
<講義、ビジネスゲーム他 演習>
3.問題解決への挑戦 ①問題とは、リーダーとしての 問題解決 ②問題の発見と明確化 ③問題解決の実践プロセス他
<講義、個人・グループ演習>
|
5.人を動かすコミュニケーション ①コミュニケーションの基本 ②傾聴と対話のスキルアップ ③管理者とコミュニケーション ④説得力を高めるには
<講義、演習>
6.リーダーの自己革新 ①自己革新とは ②自己革新のプロセス
<個人演習~行動計画の作成>
☆まとめ |
Ⅱ係長・主任研修企画案
1.ねらい
職場のチームリーダー・係長・主任層におきましては、業務上の問題に率先して取り組み、部下や後輩を巻き込んで解決に
当たる行動力や部下・後輩を育成する腕と能力が求められています。
本研修は係長・主任などの方々を対象に、リーダーとしての役割意識を高め、仕事の成果と職場の活力を向上させるため
の考え方や実践的な方法・スキルの理解・習得を目指します。主なテーマは以下の通りです・
①係長に期待される役割
②目標管理の実践と達成
③職場の問題解決法
④部下育成とコミュニケーション
⑤リーダーの自己開発と自己革新
2.進め方
①講義と実践的な演習の組み合わせ、相乗効果により、以下のステップで理解を深め、習得度を向上させます。
[やってみる→振り返る→考える→気付く]
②事前課題を有効に活用して、参加者に予め職場の問題を取り上げて記入してもらった上で、研修で解決策を検討してもらい、実践力を向上させます。
③参加者同士の交流や自己開示を通して相互啓発を進め、各自の成長の機会として活かします。
④気付いたことや新しく習得した知識に基づいて、各人が職場で取り組む課題や目標をシートに記述し、実践を通して自己
の革新やレベ ルアップにつなげていきます。
プログラム
時間 |
1 日 目 |
2 日 目 |
9:00
10:30
12:00
13:00
15:00
17:00
19:00 |
■オリエンテーション 研修のねらい、進め方ほか ■係長に期待される役割 ①厳しい経営環境の中で ②係長の立場と役割 (課長の補佐役ほか) ③4つの具体的な機能 ④プロビジネスマンとは (問題意識の大切さ) <演習、講義> |
☆前日の振り返り ■職場の問題解決法 ~前日に引き続き~ ■部下育成とコミュニケーション ①育成の基本と動機付け ②OJT’(職場教育)の考え方、進め方および教え方のスキル ③人を動かすコミュニケーション ④対話と傾聴力およびメンタルヘルス |
昼 食 |
昼 食 |
|
■目標管理の実践と達成 ①目標管理の意義と進め方 ②目標達成のマネジメント ③目標とは、目標設定のポイントと手順
<ビジネスゲーム、演習、講義>
■職場の問題解決法) ①問題とは(目標達成の障害) ②問題に取り組む姿勢 ③問題解決の進め方と各ステップの留意点 ④原因究明と解決策の立案・実行ほか(ロジックツリー他) <講義、グループ研究> |
<演習、ロールプレイング、講義>
■リーダーの自己開発と自己革新 ①リーダーとしての自己革新 ②ビジョン設定、自己開発への 取り組み <講義、演習・行動計画>
■まとめ |
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~17:00頃解散~
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Ⅲ 中堅社員パワ―アップ研修企画案
1.ねらい
本コースは、厳しい経営環境の中で、実務推進のコア(中核)となる中堅社員を対象に、守りの姿勢ではなく、周囲を巻き込んで問題に取り組み成果を上げるリーダーシップや行動力を、実践・習得するための講座です。
積極的に周囲に働きかけて課題を解決する中堅リーダーへの道筋を明確にするとともに、参加者を方向づけ、動機づける明確なプログラムが特徴です。研修は、以下の6つのテーマに沿って進められます。
①中堅社員の立場とと役割
②課題設定・遂行能力の向上
③問題解決の実践手法
④影響力、後輩指導力の向上
⑤効果的なプレゼンテーション(説得)
⑥コミュニケーション能力のレベルアップ
2、進め方
講義とグループワーク、ビジネスゲームなど演習を効果的にミックスすることにより、参加者が主役となって、以下のステップから気付きと理解を深めていきます。
【やってみる→振り返る→考える→気付く】
3.対象層
職場の中堅社員(目安として入社後5~10年、役職前の人)
プログラム
時間 |
第 1 日 |
第 2 日 |
9:00
10:30
12:00
13:00
15:00
17:00 |
☆オリエンテーション 研修のねらい、進め方ほか □中堅社員の立場と役割 ①中堅リーダーとは ②中堅リーダーの役割 ③リーダーに求められる能力 <講義、個人・グループ演習>
□課題設定・遂行能力の向上 ①課題の発見 |
※前日の振り返り 引き続き改善・問題解決のグループ演習
□影響力、後輩指導力の向上 ①リーダーシップとは ②影響力(パワー)を高めるには ③後輩指導法
<講義、ビジネスゲームほか> |
昼 食 |
昼 食 |
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②課題から目標へ ③発想法のポイント <講義、演習>
□問題解決の実践手法 ①問題とは、問題への気付き ②原因究明のポイント ③対策の立案と実行
<講義、個人・グループ演習> |
□効果的なプレゼンテーション(説得) ①プレゼンテーションの役割 ②プレゼンテーションの成り立ち ③具体的な方法(構成、話法ほか) <講義、個人演習とアドバイス> □コミュニケーション能力のレベルアップ ①コミュニケーションとは ②コミュニケーションの成り立ち ③表現力と傾聴力 <講義、ロールプレイングほか>
☆行動計画とまとめ |
Ⅳ 業務改善・問題解決の実践研修企画案
1.企画の背景
①職場のムダ、ムリ、ムラその他不具合やトラブル、クレームなどの問題に対処し、改善・解決を図っていくことによって、会社の足腰は強くなります。
②仕事の効率化やコストダウンの基になるのは、“くろう“(苦労)を”くふう”(工夫)に変える智恵の実践です。業務改善を職場で互いの協力に基づいて行うことが、社員の活力を向上させます。
③業績の良い企業では、ほぼ例外なく改善・問題解決によってロスやトラブル等を削減しております。
そのものとなっています。
2.ねらいと対象層
①改善、問題解決のメリットと重要性を確認し、取り組み姿勢を確立する。
②問題解決全体の手順、ステップ及び留意点について確認・習得する。
③改善の着眼点や先取り問題発見の具体的手法について理解・習得する。
④問題の要因分析および究明のための具体的手法を理解・習得する。
⑤解決策立案・実行並びに再発防止策の進め方について確認・習得する。
※対象層‥‥主に部長、課長、グループリーダー、係長・主任、中堅社員(実務の中核
的メンバー)等の方々
3.進め方
講義に加え、実際の職場の問題を取り上げた分析や立案の演習(個人、グループ)を多用し、
講師の実践指導と相まち以下のステップによって理解を深化する。
[やってみる→振り返る→考える→気付く]
4.期待効果
①改善や問題解決への意欲と行動力が高まる
②改善や問題解決の手法の把握によって取り組みが容易になり、手軽に実践できる。
プログラム
時間 |
第 1 日 |
第 2 日 |
9:00
10:30
12:00
13:00
15:00
17:00 |
□オリエンテーション ・研修のねらい、進め方ほか □改善・問題解決こそリーダーの使命 ①改善なくして業績無し ②問題提起型の職場づくり ③未経験の課題に挑戦する <講義、グループ演習>
□問題とは、問題に取り組む姿勢 |
※前日の振り返り □問題の原因究明と解決策の立案 ①要因分析と掘り下げ ②原因の重要度、影響度の検討 ③核心的な要因の明確化 <講義、個人・グループ演習> ~分析図表(<例>ロジックツリー) の作成と発表~
□改善の手法とアイディア □ ①改善手法のポイント |
昼 食 |
昼 食 |
|
①問題の定義づけ ②「他責」にしない取組み姿 勢 ③問題解決の留意点 <講義、個人・グループ演習> □問題発見、発掘の手法 ①ムダ、ムリ、ムラの発見と改善の着眼点 ②重点問題の絞込み ③問題点を明確に記述する ④先取り問題へのアプローチ <講義、グループ演習> ・問題マトリクス図の作成と 発表 |
②創造的思考法 <講義、演習>
□対策の立案と実行 ①課題、目標の設定 ②対策方法の案出と系統化 ③対策の優先順位付けと実行計画 ④歯止め(再発防止策)
<講義、個人・グループ演習>
□行動計画とまとめ |
Ⅴミドル社員(40代後半、50代)向け
キャリア&ライフプラン研修企画案
1.ねらい
定年後も視野に入れつつ、充実した今後の職業人生および個人生活をあわせたライフプランの
設計を考えてもらうとともに、それに向けた行動促進と意欲の喚起も目標とします。
2.対象者
満50歳前後の社員
3.時間
1日(9:00~17:30)
4受講人員
15~25名前後
5.進め方
①参加者を巻き込み、興味関心と集中が維持できる進行をします。
②参加者が個人ワークを通して今後のヒントを見つけ出せるように進めます。
③様々な選択肢に関係する情報を提供します。
④最後に行動計画の作成によって、気づきのポイントが行動につながるようにします
プログラム
時間 |
主な内容・方法 |
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
17:30 |
☆オリエンテーション 1.自己の振り返り ・ライフラインチャート ・私を語る ~自己の充実度、満足度の基準を知る~ [個人ワーク、グループワーク]
2.取り巻く環境変化とキャリアデザイン ・環境変化を踏まえたミドルエイジのキャリア形成の重要性 ・会社に貢献できることは何か [講義]
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昼 食 |
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3.今後のキャリアの展望 ・当面する課題、自己の能力、やりたいことの3点をもとに今後の キャリアのシナリオを設定 [個人ワーク、グループワーク]
4.ライフプランの重要性 ・人生80年の生き方プラン [講義]
5.ライフマネープランの立て方 ・公的年金の基礎知識 ・今後の生き方と収支計画 ・キャッシュフロー表の作成法 [講義、個人ワーク]
6.今後の生き方(ライフプラン~行動計画)の作成 ・これからの健康管理とメンタルヘルス [講義、個人ワーク] ☆まとめ |
Ⅵ部下育成(OJT)とコーチング実践研修企画案
1.ねらい
本研修は職場のリーダーを対象に、職場の活性化のカギとなる、OJT・コーチングスキルの向上を
目的とした研修コースです。OJT(職場内での教育・指導)は、仕事を通したマンツーマンの育成
努力によって、リーダーとメンバーが共に成長していくものです。本コースは以下の3点をねらい
とし、社員の戦力化と生き生きした職場づくりに貢献していきます。
①部下育成とOJT(On the job training)の意義や具体的な方法を把握・習得する
②コーチングの基本原則および仕組みを理解・確認する
③コーチングの3つの基本スキル(傾聴・質問・承認)を理解・習得する
2.進め方
講義に加えて、グループワーク、ロールプレイング、セルフチェックなど各種演習を効果的に
織り込むことにより、参加者の主役意識を高めつつ以下のステップで理解を促します。
【やってみる⇒振り返る⇒考える⇒気づく】
3.対象層
部下を持つ管理職(部長、課長、課長代理、営業所長、係長等)
プログラム
時 間 |
主な内容、方法 |
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00 |
☆オリエンテーション 1.部下の育成&OJT(職場内教育)の意義とポイント ①育成の基本は信頼関係 ②OJTの意義と期待成果、3つの育成機会とは ③OJTの手順とステップおよび実践手法
<講義・DVD視聴・演習>
2.コーチングの基本原則としくみ ①コーチングとは ②コーチングの基本原則 |
昼 食 |
|
③コーチングのしくみ(4つのステップ) <講義、グループ演習>
3.コーチングの基本スキル ①安心・信頼の獲得 ②3つの基本スキルの確認と習得 ~傾聴、質問、承認~
<ロールプレイング、振り返り、講義>
4.コーチング育成力のさらなる向上を目指して <講義ほか> ☆まとめ |
Ⅶ.キャリア開発研修企画案
1.企画背景
①時代環境の変化とともに会社に頼る方向から、より自立的・計画的に自己能力開発を進める
ことがビジネスパースン全般に求められています。
②競争激化のなかで新しいビジネスモデル(商売や仕事の仕組み、方法)が求められており、
それに答える社員の主体的な能力向上が企業サバイバルの鍵となっています。
2.ねらい
①ビジネスパースンとしての自立とスキルアップの重要性を理解・確認します。
②自分の価値観の再確認やスキル・能力の棚卸等により自己認識を深めます。
③将来どうありたいかのビジョン(達成イメージ)を明確にします。
④長期的な自己開発のポイントを確認するとともに、ビジョン達成のための
行動計画を作成のうえ、実践していきます。
※[対象層……若手・中堅社員、初級管理者(係長、主任層)]
3.進め方
講義に加えて、自己分析シートやビジョン設定シートの作成・検討などの個人または
グループ演習を多用し、以下のステップで理解を深めます。
[やってみる→振り返る→考える→気付く]
4.期待効果
①長期的な見通しに基づく自己開発への意識と行動力が高まります。
②仕事上の新しい課題や目標へのチャレンジの動機づけになります。
プログラム |
時 間 |
項目、内容 |
9:00
10:30
12:00
13:00
15:00
17:00 |
☆オリエンテーション
□キャリア開発とは ①ビジネスを取り巻く環境変化の再確認 ②求められるビジネス能力の進化状況 ③自律的なキャリア形成へ
<講義、演習>
□自己認識を深める ~強みと可能性の把握~ |
昼 食 |
|
①価値観、好きなこと ②能力・スキル(棚卸し) ③タイプ、傾向等
<講義、個人・グループ演習>
□ビジョンの構築 ①ビジョンとは ②将来の達成イメージから現状を見る ③ビジョン設定の留意点 <講義、個人・グループ演習>
□自己開発と行動計画 ①自己開発の実践ポイント ②自己効力感を高める ③行動計画(アクションプラン)の作成 <講義、個人演習> ☆まとめ |
Ⅷ.管理者・リーダーのコミュニケーション能力アップ研修企画案
1.目的・概要 コミュニケーションは、業務活動の潤滑油であり、アイディアや創造力を生む源でも
あります。管理者・リーダーは上下左右からの情報を受けとめ、人と人の間をつなぐ
コミュニケーターの役割を担っています。対話力を磨き、風通しのよい職場をつくる
キーマンでありたいものです。本セミナーでは、演習を活用して対話や自己表現、
説得などコミュニケーションの能力アップを図っていきます。
2. 主要項目 ①管理・監督者としての実践コミュニケーション(組織のコミュニケーション、連結ピンの役割)
②聴くことの重要性(信頼されるリーダーになる、現場実態の把握、相互理解)
③演習(ロールプレイング)による対話と傾聴のスキルアップ
④表現力を磨く(わかりやすい説明力)
⑤リーダーとしての効果的な説得の技術(説得力は管理・監督者の実行力そのもの)
プログラム
時間 |
主な内容・方法 |
10:00
11:00
12:00
12:45
14:00
15:00
16:00
16:30 |
☆オリエンテーション 1.管理監督者としての実践コミュニケーション ①コミュニケーションとは ②組織のコミュニケーション ③管理監督者にとってのコミュニケーション <講義> 2.聴くことの重要性 傾聴の大切さ <講義、ロールプレイング> 3.対話と傾聴のスキルアップ ①対話と関わり技法 |
昼 食 |
|
②承認(受容)と共感ほか <講義、ロールプレイング、ペア・グループ演習>
4.表現力を磨く ①聞き手に対応して話す ②表現力を高めるほか <講義、グループ演習>
5.リーダーとしての効果的な説得の技術 ①説得力とは ②説得の条件 ③効果的な説得をするにはなど
<講義、トリオロールプレイング>
☆まとめ |